自分が小さい

?さん(コンサルタント)の話です。

ある飲食店に行ったときに、店員の接客態度にイライラしました。

彼は、自分自身も飲食店で働いていた経験があり、接客のことについて知識もあれば自分の中の哲学とでもいうべき基準がありました。

その基準に照らし合わせるとどうしても店員の接客が気になってしまい、次第にイライラしてきたというのです。

ですが、彼は会計をするときになって気付きました。

その店員さんのネームプレートにはあることが書かれていたのです。

「私は耳が不自由です」

つまり、声が聞き取りにくかったため、反応が悪かったり呼んでもすぐにこなかったのです。

その一言を見た時、彼は自分の持っている「接客業ならこうあるべき」というべき論にとらわれ、相手に勝手な評価を下していることに気づいたのです。

そして、そのべき論が自分をイライラさせていることに気づいたのです。

実は決してのその店員さんの接客態度にイライラさせられていたわけではなく、自分のべき論こそがイライラの原因なのです。

私たちが何か怒りを感じるとき、そこには自分が勝手につくっている「べき論」があります。

「~するべき」や「~した方がいい」「もっと~すればいいのに」や「なぜ~しないのだろう」という

自分の思い込みを通して相手を見ると、相手がその枠に当てはまっていないことに怒りを感じるのです。

怒りほどの強い感情ではないときもあるかもしれませんが、違和感を感じて相手の行動を正そうと思うことがあるはずです。

ですが、そもそもこの世の中に元から意味のついていたものなどありません。

善悪も含め、あらゆる価値観は、私たち人間が後からつくり出したものです。

このようなつくられたものにとらわれ、相手を正しい/間違いで評価し、

時には自分の意見を分からせよう、相手を変えようとする行動は、自分をどんどんノンフローにしてパフォーマンスを下げてしまうのです。

べき論のような意味づけを強く持っていると、非常に息苦しくなります。

怒りを感じやすくなり、焦りや不安を生み出す原因にもなります。

このような強烈な意味づけから解放され、とらわれから解放されることで、自然体で生きやすくかつ自分らしい高いパフォーマンスを発揮できるようになるのです。

まずは感情に気づく力を養い、怒りや不安、焦りを感じるときはどのようなときか見つめられるようにしましょう。

そして、その感情を生み出している意味づけに気づける力も磨いていくことで、楽になると思います。

よくある事だと思います。
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【2016/09/29 08:00】 | 未分類
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2016/09/29(Thu) 08:51 |   |  #[ 編集]
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